NFTとは?活用事例・メリット・デメリット・将来性を徹底解説

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2024.03.07
  • コラム

NFTという言葉を聞いたことはありますか。最近、ビジネスの場や投資界隈でよく耳にする言葉です。NFTとは仮想通貨にも利用されているブロックチェーン技術を利用することで、「コンテンツに唯一無二の価値がある」と証明できる新しい技術です。デジタル資産の希少性を高めると期待されています。
このコラムではNFTの概要やメリット・デメリット・活用事例などについて解説します。

NFTとは?

NFTは「Non Fungible Token」の頭文字をとったもので、日本語では「非代替性トークン」という意味です。非代替性とは替えが利かないという意味で、トークンを直訳すると「しるし」「象徴」といった意味になります。NFTは「電子的に所有者を証明するもの」であり、NFTを発行しデジタル資産と結びつけることで、デジタル資産の価値を証明し、所有者を明確化できるのです。
これまでデジタル資産は容易にコピーや改ざんが可能で、オリジナルとの区別が見た目からつかないことから、現物資産よりも資産価値が劣るとされていました。しかし、NFT技術の実用化により、コピーはNFTと紐づけがされず偽物であることがわかり、「デジタル資産に現物資産と同等の価値がある」とみなされるようになりました。

NFTがもたらすメリット

唯一無二の価値が保証される

NFTによりデジタル資産が唯一無二であることを証明でき、希少性を担保できます。有名な絵画がオークションで高額落札されるように、世界に一つしかないものはそれだけで価値が生まれます。NFTはすべての作品に鑑定書がつくので、客観的な証明にもなります。

損失・紛失のリスクがない

デジタル資産のため、物理的に破損や紛失といったリスクがありません。実物の作品は、火災や盗難などで意図せず価値が失われることもありえます。

国や組織の枠を超えて誰でも取引可能

NFTはブロックチェーン技術によりデータを分散管理しているため、国や地域、組織の枠組みを超えて自由に取引できます。またNFTを作成するのに必要な資格や権利はなく、誰でも簡単に作成できます。

NFTのデメリット

法整備が整っていない

NFT技術は急速に普及したためNFT関連の法整備が追いついておらず、トラブルが発生した場合の対応はあいまいです。今後NFT関連の法律の抜け穴を狙ってグレーゾーンな取引をする人が出てきて、その結果トラブルになる可能性が危惧されています。

スケーラビリティ問題

スケーラビリティ問題とは、暗号資産(仮想通貨)に用いられるブロックチェーンにおける障害の一つです。ブロックチェーン技術では、一つのブロックの中に書き込める取引データの数が限られているので、ブロックの保管容量が満杯になると、処理速度の低下が発生してしまいます。スケーラビリティ問題を解消しないまま暗号資産のシェアが拡大すると、遅延の原因となるデータがさらに膨らむ可能性もあります。そして、早く処理してもらうために多くの人が取引手数料を支払うことで、手数料全体の高騰に繋がることも問題視されています。

システムのセキュリティリスク

NFTの技術自体の穴は見つかっておらず、改ざんは不可能とされていますが、NFTマーケットプレイスや仮想通貨取引所のセキュリティに問題があると、個人情報を抜き出されたり、アカウントを乗っ取られたりする危険性があります。

さまざまな活用事例

さまざまな分野ですでに利用されているNFT。その活用事例を紹介します。

デジタルアート×NFT

まず代表的なデジタルアート×NFTです。小学生の男の子が夏休みの自由研究として描いたドット絵が80万円で落札され、700万円で二次出品されました。この男の子はNFTマーケットプレイスに出品しましたが、ドット絵が国際的に知名度の高いDJの目に留まり、世界に拡散されました。
またタレントの香取慎吾さんは2021年にNFTアートを用いたチャリティーイベントを開催しました。イベントの参加者には3,900円でシリアルナンバー入りのNFTアートが配られました。

ゲーム×NFT

現在NFTゲームは多数ありますが、NFTゲーム「Axie Infinity」はそれらの元祖と言われています。Axie(アクシー)と呼ばれるモンスターをNFTとして収集した上で戦わせる対戦ゲームで、2018年にベトナムの企業が開発しました。「Axie Infinity」は対戦ゲームを楽しめるだけではなく、エコシステムに貢献することでプレイヤーはゲーム内で暗号資産を獲得できます。

トレーディングカード×NFT

NBAでは、デジタルカードを販売できるプラットフォーム「NBA Top Shot」を提供していますが、このプラットフォームにNFTが活用されています。NFTを活用することで、デジタルトレーディングカードの販売や収集、展示ができ、NBA Top Shotはこれまでに120万人以上のユーザーが利用しています。

音楽×NFT

世界的人気バンドのLinkin Parkのボーカル・ギター・ラップ・キーボード担当のマイク・シノダさんが、自身の音楽作品をNFTプラットフォームでオークションに出しました。
この作品は、1万ドル、日本円にしておよそ115万円で落札されました。落札されたあとは落札者の所有物なので、そのまま商用利用などしても問題ありませんし、自分でアレンジして次の自分の作品として世に出すことも可能です。盗作を疑われるリスクもありません。

NFT取引における注意点

誰でも参入しやすいNFTですが、取引にあたっては注意点があります。

運営元が不明な取引所・マーケットプレイスに注意

NFTを取引する取引所やマーケットプレイスの信頼性に注意しましょう。中には、ほとんど実態がないような取引所やマーケットプレイスがあります。有名なマーケットプレイスとしては、「Coincheck NFT」や「OpenSea」などがあります。

クリエイターや取引内容をよく確認してから購入

NFTは所有者の明確化や改ざん防止のメリットがありますが、NFT作品全てが安全というわけではありません。出品されたNFT作品そのものが、すでに著作権侵害をしている場合もあり、そうなるとそのNFT作品はほとんど無価値の可能性があります。

NFTの始め方・買い方

NFTは、以下の方法で取引できます。NFTの売買によく使われる仮想通貨は、「イーサリアム」や「ビットコイン」などが一般的です。購入した仮想通貨を管理するウェブウォレットは、MetaMask(メタマスク)がよく使われます。
1.仮想通貨取引所で口座を開設する
2.仮想通貨を購入する
3.仮想通貨をウェブウォレットに入金する
4.マーケットプレイスでNFT作品を購入する

NFTの将来性

NFTはさまざまなコンテンツに結び付けられるので、NFT市場は今後も拡大するでしょう。特にビジネスの領域においても、NFT取引は広がっていくと考えられています

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